一般的に業務アプリケーションで管理する業務データは、「トランザクションデータ」と「マスタデータ」に分類されます。業務アプリケーションを学ぶということは、その業務アプリケーションのトランザクションデータとマスタデータについて学ぶという事です。基本的な業務プロセスを学ぶこの講座では、iDempiere/JPiereのトランザクションデータとマスタデータについて学びます。
iDempiereの数あるトレーニングの中でもっとも基本となる入門者用のトレーニグコースとなります。
この講座の前半では、iDempiereの業務機能の中心となる販売管理、購買管理、債権債務管理、在庫管理の概念を理解し、基本的な操作を習得します(※会計については概要説明のみ)。
後半では、1つの会社(テナント)を作成しながら、主要なマスタの役割や機能を学びiDempiereの理解を深めていきます。
iDempiere/JPiereでは、トランザクションデータのことを「伝票」と言っています。iDempiere/JPiereには、取引の種類に応じて色々な「伝票」が用意されており、それらの伝票を使って、基幹業務と言われるような各種業務を管理できるようになっています。
色々ある「伝票」の役割や機能を理解して、基本的な操作ができるようになることが、この「AB01:基本業務プロセス」の目標です!!
伝票への理解が深まれば、導入企業の業務にiDempiere/JPiereをどのように適合させれば良いのか、具体的なイメージができるのではないかと思います。
iDempiere/JPiereには企業の業務を管理する基礎データとなる「マスタデータ」が数多く存在しています。この「AB01:基本業務プロセス」では、色々あるマスタの中でも特に重要なマスタを中心に解説して、初期設定ができるようになることを目標としています。
システムエンジニアの方だけの受講であれば2日間、システムにあまり詳しくない業務担当者の方も受講される場合には3日間をオススメします。
テキストは下記の4冊になります。